<第7斗 ヨーロッパを掴むまで!!マンチェスター・シティー 3 vs 1 ニューカッスル


今朝マンC戦をみてから今までずっと4−4−2かどうか迷ったんだけど海外のサイト見るとやはり4−3−3だね。シティーが好調だから負けたんじゃない。最低な試合をした理由は明らかだ。エンゾギーを活かせるシステムじゃなかったからだろ。信じられない。ミルナーはウィンガーだからサイドに張ってるけどマルティンスはそうじゃない。それが全て。マルティンスセンターフォワードだからね。前回のウェストハム戦で俺がこのシステムの肝はミルナーだと、エンゾグビアを活かすのはミルナーだと書いたけど、ミルナーが右サイドに張っていたら誰もエンゾギーをヘルプできねぇです。エンゾギーの前に誰もいないで彼に一人でどうしろと?マルティンスが左に開くシーンも時々あったが(特に後半は。でももう気が失せてたな。)マルティンスがあの位置で持っても限定されたサイドでは生きないしね。結局エンゾグビアの良さを殺してチーム全体のバランスも殺した。TVの解説もミルナーが右サイドに居るのに気づくのが遅いし、それがエンゾギーを前に上がれないようにしてるのも気づかない。アラダイスの狙いは分かるよ。左右に翼を広げたいって事で、ミルナーが左にいたら左サイドだけを封じられちまう。だから左右バランスを作ったつもりなんだろうか。それならエンリケ入れてエンゾギーをハーフに上げなきゃだめだ。ウェストハム戦のように右サイドはスミスとマルティンスとベイ。左サイドはミルナーとエンゾギーでバランス取れてたじゃん。結果、左サイドでボールを持てず起点が造れない。左サイドが消えたという事はマンチェスター・シティがケアするところは中央と右サイドだけ。シティーには守りやすいでしょ。右サイドのミルナーの持ち味はためを造るのではなく持ったらすぐに仕掛ける事。前半の同点になるまではヴィドゥカが中央で溜めを作ってたんだけどね。結局このバランスの悪さではあっけなく撃沈。エンゾギーがドリブルで駆け上がれない、中に切れ込めないシステムならエンリケ出したほうが良かったのでは?(実際エンリケ入ってからエンゾギーが中に入っていったシーンあったよね。ミルナーが左サイドに居た前回は何度も有ったよな。)1失点目はエンゾギーが裏を取られてセンタリング上げられ中もマークできてない。2失点目エンゾギーのイージーなパスに遅いテイラーがペトロフに付いていけない。冷静であれば中のムペンザを張るべきだったロゼフナルもガックリかぶる。3失点目は汚いファウルでバットがFKを与える。あのバットのファウルは醜いです。その前に色々やられてストレス溜まってても同じ。完璧に3点目はバットがやった事への罰だよ。情けな。ギヴンはもちろんベストゴールキーパーだし彼がどうだって事はない。ミスはハーパーにもある。スミスがパスセンスがあるのは分かったけど、
タックルは抑えてたけどチームの心臓が誰なのか分からないでみんなバラバラ。中盤の3人は一番糸を引かなきゃならないのだが。つーか俺の目には中盤4人だけど左サイド無しっていう風にずっと映ってました。

     Martins  Viduka 
            Milner 
         Smith 

       Butt    Geremi     

N'Zogbia  Taylor Rozehnal Beye

        Given

MCFC: Hart, Corluka (Onuoha 57), Dunne, Richards, Garrido, Ireland, Johnson (Ball 86), Hamann, Petrov, Mpenza, Elano (Geovanni 89).
Subs n/u: Schmeichel, Samaras
Goals: Petrov 38, Mpenza 47, Elano 87.

NUFC: Given, Beye, Rozehnal, Taylor (Faye 84), N'Zogbia, Smith, Geremi (Jose Enrique 76), Butt, Martins, Viduka (Emre 88), Milner.
Subs n/u: Harper, Pattison.

Goal: Martins 29.

Crowd: 40,606

Ref: Chris Foy (Merseyside).