手を振らないで



クリスタルパレスから今年エヴァートンに17億円でやってきたアンディー・ジョンソンは5試合で早くも5ゴールを上げている。一方で同じく17億円で昨季ニューカッスルに来たアルバート・ルケは未だ14ヶ月でリーグ戦1ゴール。ローダーもルケ放出の話を話題にした事があったし、マルティンス、ロッシ、シビエルスキーの獲得はルケ放出を前提とするものとも思われた。


しかしローダーはこう答えた:「アルバートの事をまだ諦めちゃいない。彼の使い道が無いなんて思っちゃいないよ。私はまだ彼に期待しているんだ。彼はここで終わる選手じゃない。我われは彼をどうチームにフィットさせるかを考えてるんだ。その為に彼は必死でトレーニングを重ねているんだから、私も彼を諦めないよ。この数週間、彼は今まで以上に自分を追い込んでトレーニングをしているからね。チームに必要になる時期は近づいてるよ。まだもう少しは時間はかかるかもしれない。でも彼に必要な事は今のその必死さを継続してチームとそして私に見せ続けることだ。昨年と比べてチームメイトとも上手くやってるようだし、英語も上達してきたからね。1、2度は彼とも言い合ったよ。でもその後お互い分かり合う事も出来たんだ。彼には能力があるのは分かってる。後は彼のやる気次第だよ。彼がこのまま終わるなんて信じちゃいけないよ。」