神様のデッドヒート


 

ニューカスルサポーターが復帰を願って止まない快速ドリブラーが遂に6ヶ月の沈黙を破る!05−06シーズン、ダイアーは11試合に出場。先発は4回。90分フル出場は1度のみ。昨年もハムストリングの怪我に泣かされた。過去に何度もこの日記にもダイアーの落ち込みインタヴューを書いてきたけど、復活はこれで最後にして欲しいものだ。シーズン前は9月の初めと言っていたのが次節ボルトン戦まで延びた事を良い風に捉えたい。ボルトン戦もベンチスタートだと思うし、とにかく2度と再発しないでと祈る。まだ27歳。文字通り生まれ変わったニューカッスルにはまだ君の血が必要だ!!!



ダイアー:「冗談抜きでこの6ヶ月間はフラストレーションとの戦いだった。半年間殆ど一人で自分自身との戦いだったのだからね。その間ってのがやたら時間が流れるのが遅くて6ヶ月よりずっと長く感じたよ。06年に俺は6試合の出場したのみだ(先発1、途中出場5)。肉体的、精神的にももう朽ち果てた気分にさせられたよ。もう駄目かもしれないって思いも合ったんだ。でも今はやっとそこから抜け出せたと思ってる。6ヶ月間、うんざりするほどリハビリテーション、そしてフィットネステストを繰り返す毎日。俺がずっと思い続けたのはこれを克服し最後にはグランドの上に立つ自分自身の姿だ。あのサンダーランド戦がもっとも辛かったよ。4−1で勝って最高の気分のはずが、ハムストリングを又痛めてしまったからね。そこまでだってシーズンの殆どを棒に振っていて、やっと良くなったと思ったら、又駄目だった。最悪だったよ。失望したんだ、絶望したと言ってもいいくらい。フットボールがもう出来ないとまで思ったよ。そこからこの6ヶ月間が始った。長くて、一人だし、自分を自分で立て直す作業をしなくてはならなかった。でもローダーはそんな俺に時間と場所を必要なだけ与えてくれた。感謝してるよ。俺をここまで引っ張ってきたのは俺の中にあるフットボールへの情熱だと思う。縦縞のユニフォームでセントジェームズパークのサポーターの前でプレーしたいと言うね。今はファーストチームで毎日練習してる。ドレッシングルームでも、ボールと俺の脚の関係もどんどん良くなっているよ。とにかくファンタスティックだ!長い間、休んでいると自分がどれだけフットボールを愛しているかを思い知らされる。試合も練習もフットボールに関する全てがいかに素晴らしいものかが分かるんだ。俺にとって試練のときだったと思う。でももうすぐそこから抜け出せる。あと数週間の我慢だ。」