第二十五蹴  ニューカッスル 3 VS 1 アストン・ヴィラ @SJP

飛び起きたのは5時。マルティンスと言う一人の強靭な軸を武器に今夜も勝利を狙う。メンバーには予想通りのダフとブランブルが先発。母親の命日だった(?)というシビエルスキーはベンチに。雑感を。


 【マルティンス
              【ダイアー】

 【ダフ】【バット】【パーカー】【ミルナー

  【ハンティントン】【ブランブル】【テイラー】【カー】

           【ハーパー】

試合はのっけからアクセルを踏み込んだ!!いきなりミルナーとのパス交換でPA内に飛び出したパーカーからのクロスをマルティンスが頭で合わせるが僅かに枠をそれる。その後もダイアーとマルティンスの二人のパス交換でゴールに突進など、とにかく右サイドが活き活き。そしてニューカッスル得意の電光石火だ5分!ミルナー→カー→バットとボールは所有者を代えて再びミルナーへ。これも右サイドです。ミルナーは素晴らしいステップで中へカットイン!そしてもうお手の物だ。しかも左足ってのが驚きです。スーパーシュートで俺のお目めもぱっちり。前回のマンU戦では確か左サイドから中にステップインしてのシューートだったけど左であそこまで撃てるのはすげえ。マンUバーミンガムウェストハムとこれで今年4得点目。アシストはかなり挙げてるし、レギュラー確保から一気に主力級の活躍。まじ最高だわ。もちろん後半、ゴール前でクリアを真上に上げてピンチを招いた事もあったけど、あれも左足だったけど、左足で早いクロスをヴォレーでミートするのは難しいでよ。まぁもっとこれから鍛えてくれろ。守備面では雑な面もあったけど、右サイドは完璧に圧倒してくれたよ。得点直後も一人で右サイドを駆け抜けてチームを押し上げて得たコーナーキック。蹴ったのもミルナー。中で弾かれたこぼれ球をパーカーが三度ミルナーへ!!!合わせたダイアーもビックリするほどの良いボールでゴールをお膳立て!7分で2−0です。ダイアーには珍しいヘッディングシュートでSJPも盛り上がる!!ここまで左サイドもカー以外のDFはもちろんハーパーも殆どボールに触れぬままこの展開。

がしかしその後は相手が点を取りに来たので押し込まれる形に。ニューカッスルは守備に終われクリアボールもバラバラな点で繋がらない。17分やっとパーカーとダイアーのワンツーからパーカーのロングミドルがバーを叩きまたリズムが戻る。マルティンスが20mくらいを独走したが持ちすぎて止められる。その後も右サイドを中心にカー、ミルナーが繋ぐ。しかしミスパスを連発でリズムを自ら壊す。ハーパー、テイラーそしてバットは特にパス精度の悪さが目立つな。ダフのトラップミスでピンチもテイラーが防ぐ。またハーパーのミスキック。なんていううちに同点ゴールを奪われる。2−1.またもセットプレーからだ。理由は分かってる。ゴール前に固まりすぎてるんだよ。前回も書いたけど人を抑えなきゃどうしようもない。ゴールの中に何人入っててもフリーで持たれたらゴールにプラグするのは無理だよ。今回はバットがヤングにつくべきだった。パーカーがゴールの中に入ってるのはいつも通り。俺もMFで出る時はゴールの中に入りたい方なんで、パーカーの心配性ぶりが分かります。これが25分。ここからまたカーのミスも連発。この試合でボールを落ち着かせられるのはマルティンスだけ。つーか展開の殆どがパスでもないクリアボール。横パスが少ないっすよ。

バットが怪我で退場したのが32分でここからはヴィランズの怒涛の攻撃が。ダイアーがMFに入り、シビエルスキーがFWへ。ここでずれたマークを修正出来ずにいるからラインがどんどん下がってしまう。何度もきわどいシュートを許し、パーカーの捨て身のタックルとハーパーのセーブで防戦を制しなんとか2−1のまま後半へ。後半開始からは五分五分の展開に戻したニューカスル。だけど54分。またコーナークックからカリューがヘッドで決めた、と思ったらカリューのプッシングでした。これはラッキーだね。こういうのもシーズン通せばチャラになるものなんで、ラッキーは受け取りましょう。勝利の要素の一つだよ。後半は意識的に左のダフを経由した攻撃が増えた。前半はハンチントンがボールをもてないから、ダフとのパス交換なんて殆どなかったがシビエルスキーのポストが前に出来たためダフも使えるようになった。マルティンス、シビー、ダフとの絡みで時々チャンスを。シビエルスキーのポストも冴えだす。それによりパーカーも前への意識が増す。それにしてもブランブルのキックは拍子抜けのミスパス。こういうのって集中力が切れるんだよ。何度有ったな。ワーストはブランブル、ハーパー、テイラー、ハンチー、パーカー、バットか。でも70分。カリューがいなくなって楽になったね。やはりカリューのポストをテイラーもブランブルも許してしまうから相手のMFが一気に上がってセカンドボールを拾えるんだよな。前を向いてるほうがそりゃ反応が早いからね。そういうポストが居なくなってそのまま2−1で終わりかと思ったらロスタイムにダフが溜めたボールをシビエルスキーがきめた!!!3−1!終わってみればあのカリューのゴールが幻だった事が全て。らしいゲームと言えばらしいゲームだよ。オニューが加わり対人に関してゴール前で能力が発揮できればニューカッスルには心強い。アーセナルになる必要はないけれど、もうちょっとパスの能力が上がると良いね。テイラー、ブランブルは前に蹴るだけじゃなくてボールを落ち着かせる役割ができないと辛い。中盤もこの試合を見る限りではエムレの存在も必要かなって思ったよ。前に言ってたローダーのコメント(これ)が少し理解できたよ。思ってたのとは少し違うけれど。