今シーズン11月のアーセナル戦で初ゴールを上げて以来、トッテナム戦、ボルトン戦、バーミンガム戦、アストンヴィラ戦とゴールを重ねてこのAZ戦で6ゴール。代表では今シーズンの得点感覚を買われて与えられたFWというポジションもダイアーには本来のものじゃない。イプスイッチからやって来て以来7年半の間でのシーズン最多ゴールは2−3シーズンと4−5シーズンの6得点。今シーズンは怪我でシーズン序盤を空白で埋めていたにも関わらず、その最多ゴールに早くも並んだダイアー。その得点感覚どこからきてるの?今明らかに!

ダイアー:「6ゴールってのは俺に取っちゃ良くやってるだろ。特にゴールが売りって訳じゃない俺にしてはね。正直ゴール感覚ってのは俺の弱点だって思われてた部分だからな。でもこの数シーズン俺はハードに練習をこなしてきたけどさ。克服できたのはデアン・サンダーズの御蔭だよ。スーネスがまだ来たばかりだった頃、俺はいつもゴールを目の前にするとパニックに陥ってしまっていたんだ。それは実はベラミーも同じだったんだよ。だからベラミーと二人でゴール前で混乱しないようにサンダーズの元何時間も練習を繰り返したんだよ。本当に今、俺がゴール前で落ち着いてシュートを打てるのもデアンの御蔭なんだよ。 以前ならシュートチャンスでも自分で打とうとはせずに誰かチームメイトにパスする事を考えたんだけどね。そうパスと言う選択肢がいつも最初に有ったんだけどさ。今はまずシュートを考えてる。」